りぷらすのブログ

介護領域の社会的課題の解決を目指す

筆甫の住民さんと石巻のサポーターさんの交流

 みなさんこんにちは、横山です。

 12月13日に丸森町の筆甫地区に訪問しました。今回は、筆甫地区の住民さんのもとに、石巻のおたからサポーターさんが一緒に訪問してくれました。

 

 石巻での見学を終えて以降、楽しく、仲間と体操を継続できている筆甫地区の住民さんに、体操を続けていくためのコツやポイントを一緒に学ぶために訪問してくれました。

 

 1時間ほど石巻のおたからサポーターさんと筆甫の住民さんとで一緒に体操をしました。筆甫の住民さんは、「体操がわからない、知らない人たちでも、できるように工夫してやっていた」や「楽しく体操を続けてもらうために、色々と考えて体操している。私たちもぜひ取り入れたい!」と笑顔で話してくれました。

 

 しかし、筆甫の住民さんだけで体操を続けることの不安な声も聞かれました。「自分たちで体操をやるのはいいが、「誰かに教える」というのがとても不安」や「体操を知らない人に伝えた際に、「間違っていたらどうしよう」と考えてしまう」などが挙がりました。

 

 そこで、石巻のサポーターさんから、「教えるより、「一緒に体操をしましょう」という気持ちでやったほうがよい。その方がひとりひとりの負担も減ったなかで体操が続けられる!」とアドバイスをしていました。

 

 これからも石巻と筆甫の皆さんとで交流を続けていきたいと思います。

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半年ぶりの帰省をして、祖父の変化に驚きました。

親と離れて暮らしていると、仕事や家庭が忙しく、
なかなか実家に帰れない方もいらっしゃると思います。

久しぶりに実家に帰って、家族と会った時に「健康」のことや
「生活」のことで心配になったことはありませんか?

例えば

  • 『お墓参りに行くのが大変そう』
  • 『家に閉じこもり気味になっている』
  • 『家の管理や掃除ができていない気がする』
  • 『最近、物忘れが増えたかも』
  • 『なんとなく違和感がある』etc…

そんな変化を感じても、『まあ、まだ大丈夫だろう』と思いがちです。

もしかしたら、その中に大事なサインが隠れているかもしれません。
その小さなサインに気づくことで、「変化を遅くすること」や
「これからの生活の準備」に繋がるかもしれません。

帰省して驚いた「祖父の変化」

実はこの記事を書いている私自身、この12月に島根県の実家に
半年ぶりの帰省をしてきました。

88歳になる祖父に会って話をすると、
「車の運転は危ないからやめた」
「身体が弱って腰がすぐ痛くなるようになった」

という声がありました。

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「いつまでも元気なおじいちゃん」と思っていたので、
祖父の変化に「驚く」と同時に少し「心配」になりました。

ただ、これを機に祖父と同居している親や兄とも今後について
作戦を考えるいい機会
になりました。

話せることの大切さ

改めて実感したのは、久しぶりに会った時の家族の変化に気づいたときに、
不安を話せたり、今後に向けた作戦を考えられることの大切さです。

特に、専門的な知識を持っている人が関わることの重要性も
自分自身が感じたところです。

この年末年始に帰省される皆さんも、ぜひ「親御さんの様子」や
家族の声」に目や耳を傾けてみてください。

「りぷらす」では、その変化に気づいた方のお話を聞き、今後の見通しを
一緒に立てるためのお手伝いを始めます。

「小さな気づき」から、「福祉や医療の専門家」と一緒に準備を始める
『帰省オンライン相談』

一緒に、自分と親(家族)の心配事を整理してみませんか?

どう話せば良いか分からない状態でも大丈夫です。

 

落合孝行(社会福祉士介護福祉士

 

 

帰省の前の、帰省の後の「帰省オンライン相談」を行います。 - りぷらすのブログ

replus.hatenablog.jp

 

 

帰省したら「見えるコト」より「見えないコト」を

いつまでも元気だと思っていても、ふとした拍子に気づくこと。
それは例えば、買い物が大変膝が痛いだったり、話が噛み合わない
同じものが増えている事かも知れません。

そうした兆候に早く気づき、対処することは、その病状の悪化を予防し、
時には改善に繋がる事もあります。
なので、早期に発見出来ることは、病気の悪化を防ぐには重要なことです。

出来なくなるのは当たり前、出来ることも見つめよう

しかし、老化に伴い、少しづつ出来ることができなくなり、また病気が
増えるのも
いわば自然なコトです。

歳を重ねるにつれて、目に見えて変化や気になる事は増えてきます。
なので、悪いところを探そうと思えば、たくさん見えるようになって来ます。
ついつい、親のためを思えばこそ、気づくことが多くなったり、言い過ぎてしまう
こともあるかもしれません。

だからこそ、やりすぎとならない事ように、
適度さが大事です例えば、前回や前年との変化などポイントを絞るなど。
そして、歳をとっても出来ること、衰えないこともちゃんあります。
例えば、料理とか、干し柿作り、皿洗いなど。
身に染み付いたコトは、比較的長く続けられるものです。
そして、私たちよりずっと上手に出来ることも沢山あります。



見えるコトより見えない想いを

ただ、それ以上に大事な事は、「見えないコト」です。
それは、お父さん、お母さんが、これから「どう暮らしていきたい
と考えているか。
そして、いざという時に「家」や「治療」など、どうしたいと考えているか。

縁起でもないと思うかも知れませんが、これらは
話せる時にしか分からない事」です。

さらに、「話さないと分からない事」です。
いつか話そうと思っている、「いつか」が来ない可能性もあります。

年末年始という貴重な機会を大切に

時が貴重な事は誰しも理解している事。
自分の起源であるお父さん、お母さんと、今回の帰省から話し初めて見ませんか。

また、一番身近な、ご夫婦兄弟姉妹お互いのこれからのコトを話してみるのもオススメです。

ぜひ、年末年始という貴重な時間を大切に。

親と会えるのはあと何回? - 「りぷらす」公式ブログ

 

 

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もし不安がありましたら、一緒に考えるお手伝いをさせて頂きます。

1/19(土)まで、on-lineで10名様まで対応しておりますので、ご活用ください。

帰省の前の、帰省の後の「帰省オンライン相談」を行います。 - 「りぷらす」公式ブログ

親と会えるのはあと何回?

気付いていても、疎かになる親とのコミュニケーション。
その背景には、「いつまでも元気」という思い込みがあるからかもしれません。

実は、僕自身もそうでした。
15年くらい前のことです。僕は20代前半で、父親が60歳くらいだったと思います。
帰省した時に、母から「父が脳梗塞になって入院していた」と知らされました。

僕は、「なんでもっと早く教えてくれなかったの」と言いました。
当然、医療やリハビリテーションのことを学んでいたので、当時はなぜ早く伝えてくれなかったのか理解出来ませんでした。

後になった、それは自分に原因があるんだと考えるようになりました。
子供を心配させたくない親の気持ち。
そして、自分からは、あまり連絡をしないコミュニケーション。
離れて暮らす、物理的距離。

幸い、症状は軽く、障害もほとんど残りませんでした。
今も、仕事を続けています。

それから、より「生きること」や「」について考えるようになりました。

みなさんが、親御さんと会う回数は、一般的には下記で計算できます。
(平均寿命:男性81才、女性87才)ー親の年齢×(帰省回数/年+他の会う回数/年)

お父さんが、75才で、年間会う回数が1回だと仮定すると、6回になります。

(81才-75才)×1回/年=6回

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僕もいつまで親孝行出来るかわかりません。
今年の帰省では、家族で笑って、お酒でも飲みながら、
今後、家主がいなくなった家のことなどから、話してみようと思います。

 

みなさんは、今年の年末年始で、親御さんとどんなことをお話ししたいですか?

(橋本)

 

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