りぷらすのブログ

介護領域の社会的課題の解決を目指す

2019-01-01から1年間の記事一覧

デイの中で忘年会談話

利用者さんの希望で、忘年会談話を30分ほどしました。今回のテーマは 『今年楽しかったこと』 でした。 「家族とふかひれラーメンを食べた」 「古民家風お蕎麦屋さんに行った」 「こうやってみんなで会えた」 「大阪が楽しかった」 などなど、普段のデイサー…

年賀状作成

今年もあと7日になりましたね。皆さまにとって、どんな1年だったでしょうか? デイサービスの休憩時間に、はがき用紙と年賀スタンプを用意してみました。利用者さんからは「年賀状はもう書かない」「家族が書く」「全部自分で書く」などの声が聞かれました…

「同居介護と虐待」について〜高齢者虐待は、毎日46件以上起きている〜

この内容は、同居介護についての記事です。特に、同居介護のリスクの一つである、「虐待」の概要について記載してあります。 高齢者虐待は、毎日46件以上起きている 介護する家族(養護者)による、高齢者虐待の相談・通報件数と虐待判断件数は、増加してい…

【書籍掲載のお知らせ】

IIHOEさんが発行している社会事業家100人インタビュー中編に、りぷらすの事業について掲載して頂きました。 日頃よりご支援頂いている方も、りぷらすのサービスを活用頂いている方も、皆様のお力添えがあり、書籍に掲載いただけるようになりました。 まだま…

介護サービスの調べ方について

りぷらすでは、一般企業の方向けに「仕事と介護の両立」の学習や相談を行なっています。 そこで、一番多い質問が、「どうやってサービスを調べれば良いか?」です。 デイサービスってどう調べれば良いですか?特養って、どこにありますか?など 色々な方法が…

展示会場まで歩けました!

手芸が趣味の野口さん(仮名)。 中田町の秋祭りに手芸作品を出品。 作品が展示されている会場へ向かう際、駐車場から会場入り口まで「休みなく歩けたこと」を誇らしげに教えてくれました。 りぷらすのデイサービスにて「ノルディックポールを使用して散歩す…

第7期決算報告

1年後の未来を共に考え、共に創る

11/21(木)は、りぷらすの全社研修でした。 りぷらすは、色々な経験があるメンバーが集っています。出身地だけ言っても、北海道〜島根まで。職歴も、同業界〜商社など様々。多様な背景だからこそ、お互いを知ることがとても大切です。 この日は、普段はなか…

りぷらすスタッフ紹介【首藤亜衣さん】

こんにちは。事務局の佐藤です。 スタッフインタビュー、二人目は石巻のエース「生活相談員」首藤亜衣さんです。石巻のデイサービスの中心として日々奮闘されている首藤さんにお話を聞きました。 利用者さんとリハビリ中 Q1:出身地はどちらですか? 出身は…

失語症で言葉が出にくいまみさん(仮名)と装具用の靴

まみさんから「装具用の新しい靴が欲しい」という希望が聞かれていました。 パンフレットから注文するしかないお店がほとんどの中、実物がたまたま在った装具やさんのもとへ向かいました。まみさんに同行したスタッフは、まみさんと出会って2年目になります…

11/8「災害時のリハビリテーション」と 「要援護者の避難」を考える

台風15号、19号から、私たちリハビリテーション専門職は何を学び、次に活かすのか? 私たちは、このような難しさや実際を体験しました。 ・避難所への避難と避難所で過ごすことの難しさ・デイの経営としての事業所の経営判断の難しさ・利用者の避難の難しさ…

『人に喜んでもらうのが楽しみだから』

『あんたの長い顔に合う「ひょっとこ面」を作ってけっから』 3か月前のある日、デイの利用者の佐藤さんから笑いながら言われた言葉。 「あら本当⁉なら、完成したらそのお面付けて踊るからね~」と笑って会話を交わし、いつもの冗談だと思っていました。 10…

郵便物を出しに行けた!

ある日、利用者の高橋さん(仮名)から「家の近くにポストがないから郵便物をなかなか出しにいくことが出来ない」 とのお話がありました。 そこでスタッフから「歩行練習も兼ねて郵便物を出しに行くのはどうか?」と高橋さんに提案。ご本人からも「行ってみた…

育児も介護も、助けてもらいながら、孤立しないことが大事

仕事と家庭の両立において、「介護」と「育児」は共通する部分と、大きく異なる部分があります。 共通部分は家族の協力 育児も介護も、一人だけで担うのはとても困難です。それまでと大きく環境が変わり、働き方が変わってきます。それを支えるのは、家族の…

『介護休業』が『介護』する期間ではない理由とは

介護休業は、介護が必要な体制を整える期間です。 その期間は、会社によって異なりますが、育児介護休業法で定められている期間は、93日です。 実際に、介護にかかる期間は諸説ありますが、約5年、平均500万円という報告が多いです。 介護にはどれくらいの年…

「りぷらす」が「障がい児・者」のサービスも行う理由

りぷらすは、介護保険のデイサービスと同じデイサービスの中に障がい者でも通えるサービスを行っています。(基準該当にて障害福祉サービスの生活介護・自立支援) また、石巻の事業所では障がい児の方も通える日中一時支援サービスを行っています。(障害福…

「住環境の変化に伴うバリア」と「避難場所の違いによる支援」の難しさ

台風19号において、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。 皆様の生活の再建と、二次被害が起こらないよう心よりお祈り致します。 今後の復旧、復興には多くの時間がかかると思われますが、弊社も微力ながら、これまでの災害支援の経験などお役に立…

宮城で、りぷらす、で一緒に働いてみませんか?

みなさん「みやぎ移住ガイド」というサイトはご存知でしょうか? りぷらすでは、現在、一緒に働く仲間を募集中ですがりぷらすの理念に賛同していただける方なら「宮城県以外」の方も大歓迎です。 「宮城で、りぷらす、で一緒に働いてみませんか?」 みやぎ移…

中学校の職場体験~中学生と利用者さんの化学反応~

先日、地元の中学生3名がスタジオぷらすに職場体験に来ました!朝から緊張した面持ちの中学生で「コミュニケーションが苦手だけど取りたい」とのことでした。 午前中は、スタジオぷらすスタッフに促されて利用者さんに話しかける場面が多かったのですが、慣…

【山形県介護離職ゼロ啓発事業アドバイザーで講演してきました】

2019年8月29日に、山形県グランドホテルにて、介護離職ゼロ啓発事業アドバイザーの方々へ、代表の橋本が「りぷらすの仕事と介護の両立支援事業」に関する取り組みについて講演して参りました。 山形県では、企業の方向けへの出前講座を実施しており、仕事と…

りぷらすクラブ9月号

9月号は、このような内容となっております。 ・転倒の豆知識・利用者様の自宅改善報告コラム・ケアテックス仙台展示会報告 ・職員インタビュー・見学会のお知らせ ぜひ、お時間のある際にチェックしてみてください。 りぷらすクラブ9月号表 りぷらすクラブ…

右片麻痺のまみさん(仮名)と靴  ~短下肢装具用の靴は少ない!~

先月まみさんと買い物に出かけた際、普段履く靴が見たいとのことでした。短下肢装具を日常的に使用しており、靴コーナーに行くと装具を使っていても履ける靴が置いてあるところに向かいました。 短下肢装具 皆でお買い物。靴コーナーへ! そこに置いてある靴…

りぷらすスタッフ紹介【近藤風音さん】

こんにちは。事務局の鈴木です。りぷらすには、現在スタッフが14名いますが、出身地は地元石巻・登米以外に県外出身者も多く在籍している職場でもあります。今回はりぷらすで働くスタッフの紹介も兼ねて登米店で「生活相談員」を担当している「近藤風音(…

【りぷらすニュースVol.1 創刊号 アメリカ公衆衛生学会ポスター発表のお知らせ 】

こんにちは。事務局佐藤です。 本日から【りぷらすメールニュース】の配信をはじめました。 内容を一部修正して掲載します。ブログ掲載記事と重複する箇所ございますがご覧ください。 りぷらすNewsをご覧頂いている皆様こんにちは、りぷらすニュース編集部で…

石巻市飯野川地区の祭りに「りぷらす」として参加しました!

令和元年8月17日(土)に開催された『第48回いいのかわ歩行者天国(ほこてん)』というお祭りにりぷらすも参加しました。 りぷらすのブースでは、りぷらすの所在地である飯野川地区において、年代別・性別ごとに一番握力がある者を決める『いいのかわ握力グ…

りぷらすLearningシステムβ版 モニター募集開始(9/15〆切)

卒業”も”できるデイサービス(卒業者21名)、良くなるデイサービス(利用開始後3ヶ月で70%が足の筋力が改善)を運営している「りぷらす」が実践し、実績が出ている仕組みを学べる、「りぷらすlearningシステムβ版」のモニターを募集開始しました。

2019年アメリカ公衆衛生学会に採択されました

2019年11月2日〜6日に、アメリカのフィラデルフィアで開催される、アメリカ公衆衛生学会の演題に、Capella UniversityのAndrea Lowe教授、ニューヨーク州保健局のKeiko SakagamiさんWorld in Tohoku (WIT)のMio Yamamotoさんにご協力頂き応募した、ポスター…

りぷらすの仕事説明会

暑い日が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか。 水分補給をしっかり行い、炎天下での活動は十分にご注意ください! さて、「りぷらす」では、8月〜9月に初めての仕事の説明会を開催いたします。 知り合いが「りぷらす」に勤めている。 利用者様やその…

もう1階のトイレは使えないと諦めてた

50代前半で脳卒中になり左半身が動かしにくくなった女性の鈴木さん(仮名)。 家の事は洗濯や掃除などご自分でできる事も多い反面、1階のトイレに関しては動かしにくい左側に手すりがついていました。 【変更前】手すりの位置が左側に… そのため、退院してか…

お手紙をいただきました ~住民と専門職が共に、健康コミュニティーの仕組みをつくる本~

りぷらすにて、今年製作いたしました冊子『住民と専門職が共に、健康コミュニティーの仕組みをつくる本』を手に取ってくださったAさんから、当法人代表の橋本宛にお手紙を頂戴しました。Aさんから掲載の快諾をいただき、紹介させて頂きます。ありがとうござ…