りぷらすのブログ

介護領域の社会的課題の解決を目指す

目と手の協調

11月の冷たい雨が降りしきる中、
ミカさん(19歳:仮名)は、変わらない元気な笑顔で来所されました。

お喋りが大好きなミカさん
それと同時に、周りにあるいろいろな物が目についてしまい、
例えば、「1本の線をなぞること」や何かを「じっと見つめる」ことが苦手で、
すぐ他のものに“目移り”してしまいます。



そんなミカさんですが、最近では
線をなぞったり、繋いだりして遊びながら、
少しずつ紙の上の線を見続けることができるようになってきました。

今日は要らなくなったコピー用紙を切ってメモ紙を作りました。
ハサミで線の上を切ってみると、A4用紙の短い辺はほぼ切れるようになりました!

A4の長い辺も、よく線を見続けられたり、
前よりもハサミを上手に使えるようになっていました!



この後に挑戦した「タオル干し」では、
タオルの下をいつもより上手に整えていました!

元々持っていた能力を上手に発揮できるようになると、
もっともっと“自信”に繋がっていくのだと思います。

少しずつ、ゆっくりと。自信を増やしていきたいですね。
作業療法士・小山)