りぷらすのブログ

介護領域の社会的課題の解決を目指す

LIFE design Meetup : 「介護離職を考える」に登壇しました。

LIFE design Meetup
「介護離職」を考える ~企業が連携し、理想の未来をビジネスで実現する~

(2017年1月19日)



イトーキ東京イノベーションセンター SYNQAという素晴らしい場所で開催された、LIFE design Meetup「介護離職を考える」に登壇して参りました。 20代~50代と幅広い世代から、全く経験のない方から遠距離介護の経験のある方、また子育て中の方、新規事業開発の方など多くの方々にお越し頂きました。そして、介護離職という社会課題について素晴らしいアイデアが生まれました。 そのアイディアも、未来において当たり前にあるものだろうと容易に想像することができました。 あとは、「どう持続可能な仕組みとして作り出していくか」です。 これは、社会保障や非営利だけでどうこうなる問題ではなく、 まさに民間の関わりが必要ですし、1億総動員で向き合っていく必要があります。

「介護」は、最後まで「生きる」上で、ほとんどの人が通る道です。 今でもその道があるのですが、ほとんどの人に見えていません。 もっと見えやすく歩きやすい道を作り、少し前を歩いている人に相談できるような、強い道にしていきましょう。

もうすぐ、団塊の世代が介護に直面する人が急増し、団塊ジュニアが「介護」に突入します。きっと、子育て中の人の比率も増えるでしょう。 僕たち一人一人の一歩が、仕事と介護が両立できる社会に繋がります。 いざという時に、困ったときはお互い様と助け合えるために、一歩進んでみてください。 具体的には、

  • 家族(夫婦)で、いざという時のことを話す。…延命治療は?最後の場所は?家族のために残しておきたい写真などは?など。
  • 上司や人事に、もし親が倒れたら休めますかと聞いて見る。 
  • 友達と育児や介護について話してみる。 
  • 選挙で、「人の暮らし」にコミットしている人の話を聞いて見る。投票する。 
  • 未来の暮らしや、介護についての研修会などに参加してみる。 
  • 介護経験のある人の話を聞いて見る。 

等など、いろいろな一歩があります。

ぜひ、皆さんの大切な人とその一歩歩んでください。 それは「生きる」に向き合うことであり、必ず豊かな時間となります。 WIT、One Japan、ITOKI、参加された皆様、素晴らしい機会をありがとうございました。

一般社団法人りぷらす
代表理事 橋本 大吾