2019年4月にりぷらすへ入職しました、看護師の佐藤綾香と申します。
出身は宮城県栗原市です。
栗原市といえば、栗駒山や迫川など自然豊かな地域であり、伊豆沼には毎年数多くの白鳥が飛来してきます。
また、電車や新幹線、高速道路なども通っており交通機関も充実しています。小さい頃から自然に囲まれて育ち、小中学生ではバスケットボール部に所属し汗を流していました。
私が看護師になろうと決めたのは高校生の時です。
幼少期、喘息持ちだった私は身体が弱く、病院によく通っており、その際小児科の先生、看護師さんにとてもお世話になっていました。
また、叔母が看護師であったため、叔母と会った時は様々な話を聞いたりして、中学3年生には「将来は医療系の仕事に就きたい!」と思っていました。
漠然とした夢から看護師になろうと決めた大きなきっかけは『東日本大震災』です。
栗原市は震度7を観測、近所の家は倒壊していたり、ライフラインは途絶え、道は隆起したりと一気に見慣れた景色は変わり果てました。
家の中もぐちゃぐちゃで足の踏み場がなく、それからライフラインが復旧するまで避難所生活を送りました。ライフラインが復旧した震災の1週間後、私はTVから流れる沿岸部の津波、火災の映像に言葉を失いました。
当時高校1年生であった私は何も出来ず無力さを痛感しました。
進路を決めるとなった際、「医療系で特に助けを求めてる人の支えになりたい!その人のそばに一番寄り添いたい!」と看護師になることを決断しました。そして気仙沼市立病院附属看護専門学校へ進み、看護の基礎や被災地の実態を学びました。
看護師として整形外科病棟や外来での勤務を経験し、「もっとリハビリ中心にしている場所で看護師として関わりたい」「介護で大変な方へのアプローチをもっと出来たら…」と思っていたとき、りぷらすと出会い、りぷらすで行っている事業の取り組みに感動し、ぜひここで働きたい!と思い、入職に至ります。
現在は登米で勤めています。デイサービスの利用者様や利用者様の家族の方々を中心に、子供から大人まで「ありたい暮らし」を実現できるよう様々な事業サポートしていきますので、今後ともよろしくお願いします。