まみさんから「装具用の新しい靴が欲しい」という希望が聞かれていました。
パンフレットから注文するしかないお店がほとんどの中、実物がたまたま在った装具やさんのもとへ向かいました。
まみさんに同行したスタッフは、まみさんと出会って2年目になりますが、彼女が初めて積極的に話しかけているのを見ました。
自分が疑問に思った、靴のチャックの事、紐の事、などをお店の方やスタッフにも話しかけてきました。自身の不安や疑問を質問しながら解消し、納得して靴を注文してきました。
帰りには「よかった~」と話されてました。
まみさんとこのようなやり取りが出来たのは、これまでスタッフがまみさんと会話を少しずつ行ってきたことで、まみさんが安心して会話をしてくれるようになったことが大きかったと思います。
その中で「自身の想いややりたい事を諦めずに伝えてくれること」が増えました。
実際出来上がった靴は、合皮のためにまだ履きにくさはあるようですが、また一つ外に出る楽しみが増えたようで何よりです。
(スタッフ 首藤・小山)