りぷらすのブログ

介護領域の社会的課題の解決を目指す

芋煮会でのはっと作りを「やりたい」利用者さん

みなさんこんにちは、横山です。

11月17日にりぷらす主催の芋煮会を行いました。

 

 参加された、りぷらすのある地域の皆さん、利用者さん、事業所の皆さんとの交流になり、関わっている皆さんと話をしたり芋煮の準備をするなど協力して行うことができました。

 

 その中でも驚きだったのが、利用者さんの楽しそうに「はっと」を作っているシーンでした。普段は、体操を通じて関わっている利用者さんが積極的に「こうやってこねるだよ!」と教えてくれたり、「やったことがないけど挑戦してみるね!」と一生懸命はっとをこねていました。また、足が使えない、手がつかなくても「身体のいたるところ」を使ってこねる作業をしており、やりたい気持ちが身体を動かすきっかけにもなっていました。

 

 普段はこのような場面に遭遇しないため、「本当はできること」や「やればもっと上手く動けること」というのが今回の新しい気づきでした。人それぞれの「役割」を知ること、見つけることも重要だと感じ、今後もどんどんその方の役割が見える機会を作っていきたいと思いました。

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緊急告知「11/15(木)スタジオぷらす登米の事業報告会を行います」

「スタジオぷらす登米の事業報告会を行います」

登米市にあるスタジオぷらす登米では11月15日に事業報告会を行うことになりました。事業報告会の内容は、デイサービス事業(利用者さんの改善や卒業について)、障害事業、コミュニティヘルス事業、仕事と介護の両立支援事業になります。

さらに今回は報告だけでなく、りぷらすから提案もさせて頂く予定です。提案の内容としては、「りぷらすが行っているデイサービスでの取り組みを期間限定で一緒に取り組んでみませんか」というものです。

 なぜ提案を行おうと思ったのか?その理由は一緒に取り組んでくれる仲間が増えることで、取り組みの効果が増大するからです。具体的には、利用者さんのありたい暮らしを支えられる事業所が増える、介護保険料の増加を多少なりとも抑えることが挙げられます。特に登米市介護保険特別会計の歳出は年間2億円のペースで増加しています。このまま増加していけば介護保険サービスだけではなく他の行政サービスにも支障がでてきてしまうことが考えられます。 そうなれば、利用者さんのありたい暮らしを支えることすら難しくなってきます。

そうなることは避けたい気持ちから今回の提案をさせていただくことになりました。

ぜひ、お近くに来られる際やご都合がよろしければ会場にいらしていただけばと思います。

 

日程:平成30年11月15日(木曜日)

時間:1部14時〜15時、2部18時~19時 *1部、2部とも内容は同じです

会場:迫にぎわいセンター(会場の住所:迫町佐沼字西佐沼70番地) 

  • 事前申し込みは不要でどなたでもご参加できます。

「スタジオぷらす登米」事業報告会 内容

デイサービス事業:
・利用者様の特徴や変化について
・介護状態から「卒業」された事例報告

基準該当サービス:
・利用者様の特徴や変化について
・利用者様の特徴と登米市の数値的データの関連について

仕事と介護の両立支援について

教育、研修などの活動報告

りぷらすからのご提案
登米市介護保険の現状を踏まえて私たちが出来る事とは

質疑応答

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悩みながらも楽しく体操を行う筆甫のみなさん

みなさん、こんにちは。横山です。

11月1日に丸森町の筆甫地区にておたからサポーターの活動をしてきました。

 

 10月の訪問後、6地区で健康教室があり、実際に地区の皆さんと体操をした感想としては、「一人で体操をやってみるのではなく、みんなと一緒にやれて安心してできた」や「体操を知らない方に伝えるのは難しかったが、体操をやって参加者の方に「汗かいた」と言われてやってよかったと思えた」などの感想があがりました。

 

 体操の復習では、健康教室で経験したことが活かされており、大きな声で説明したり、周りの状況をみて配慮しながら体操を伝えていました。また、3名の一般の住民さんも飛び入りで参加し、体操を知らない方でも楽しめるように工夫していました。

 

 課題としては短時間で体操が終わらないように、「どのように工夫をするか」で、12月は石巻からおたからサポーターさんも一緒に訪問し、一緒に体操をすることになっています。筆甫の皆さんは石巻のサポーターさんとの交流も楽しみにしており、良い機会となるようにしたいと思っています。

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第13回「おたがいカラダづくりサポーター養成講座」を開催しました

10月15日~29日に開催しました。

今回は、石巻に住む方だけでなく加美町などの遠方からも参加されていました。

 

 受講者の方々の動機は、

・介護を使わないような生活を目指していきましょうと研修で習ったが、現実は難しい

・カラダのことを少しでも学んで、自分の生きがいになれたらと思って受講した

・両親が認知症もで、今後の介護のことや自分のカラダのために受講した 

です。

 

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 日を追うごとに受講者同士も仲良くなり、講座全体を通して、笑顔が絶えず、楽しく受講することができていました。


 受講終了後は、こんな感想がありました。

・学んだことを地域や職場でも声を出し、周知できたらと思います

・おたから体操は楽しく、無意識につま先を上げたり、仕事の合間に体操をしたりとできていた。今後、仕事を引退したら近隣の地域の方々と会を開いて体操をしたい

 

 講座を行ない、体操できる方が増えるだけでなく、自身の健康に気づく良い機会にもなったと思います。

 

今後は、実際の現場での研修に続いていきます。(横山)

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