りぷらすのブログ

介護領域の社会的課題の解決を目指す

2016-01-01から1年間の記事一覧

「あれっ?いつもと違ってちょっと変…」~認知症編~

〜前回までの内容〜 第1回:帰省のタイミングこそ、家族の暮らしについて話し合うチャンスです! 第2回:なぜ早め早めの対処が必要? 第3回:高齢者の「自宅」で発生しやすい事故とは?~傾向と対策!!~ 帰省のタイミングこそ、家族や兄弟の暮らしについて話し…

【認知症】 「あれっ?」…この違和感にいち早く気付きたい理由とは?

〜前回までの内容〜 第1回:帰省のタイミングこそ、家族の暮らしについて話し合うチャンスです! 第2回:なぜ早め早めの対処が必要? 第3回:高齢者の「自宅」で発生しやすい事故とは?~傾向と対策!!~ 12月26日に放送された朝イチでも、この話題を放送してま…

高齢者の「自宅」で発生しやすい事故とは?~傾向と対策!!~

今年も残すとことあと数日。 離れて暮らすご両親の元で過ごそうと準備されている方も多いのではないでしょうか? 帰省のタイミングこそ、家族や兄弟の暮らし・健康について話し合う絶好のチャンス! 〜前回までの内容〜 第1回:帰省のタイミングこそ、家族の…

なぜ早め早めの対処が必要?

前回の記事では、離れて暮らすご両親の暮らしぶりから、「あれっ?いつもとちょっと様子が違う?!」と気づいた時に対処してこそ、介護の主な原因となりやすい脳卒中や認知症、転倒による骨折を未然に防げること。そして、帰省のタイミングは、両親そして家…

帰省のタイミングこそ、家族の暮らしについて話し合うチャンスです!

2016年も残りあと僅かとなりました。 年末年始、ご実家へ帰省し、普段遠く離れて暮らすご両親と過ごす予定の方も多いのではないでしょうか?電話口では元気な様子だっだけれど、実際、久しぶりに会ってみると「あれ?ちょっと身体が弱くなった??」「いつも…

見守り・リハビリロボット「TANO」導入!!

スタジオぷらす登米にTANOという機器が導入されました。 TANOには、身体の動きや声に反応するセンサーが付いています。 また、①利用者の安全を確保するための見守り機能、②リハビリテーション&トレーニングツール、2つの機能が搭載されており、まさに、ス…

【暮らしと介護*コラム vol.6】専門家とグットコミュニケーションを☺

「病院に行って、お医者さんの診察を受けよう!」 「ケアマネージャーさんに介護保険サービスについて相談してみよう!」 そう思って病院や地域包括ケアセンターに行ってみたものの… 何も考えず、ただ医師の話を聞くだけ… ケアマネジャーの提案にうなずくだ…

一般社団法人りぷらす**Vision & Mission **

私たち*りぷらす*が目指す社会とは。 私たち*りぷらす*の使命、企業として存在する意義とは。 そのために、私たちは日々どんなことを大切にしていくのか。 事業年度・第5期を迎えましたことを期に、私たちのビジョン・ミッションを改めて見直し、以下のよう…

『被災地域から学ぶ地域づくり ~地域包括ケアは地域づくりと地域防災~』

代表理事の橋本です。 2016年11月23日、東京都理学療法士会主催の研修会に講師としてお招き頂きました。 研修のテーマは『被災地域から学ぶ地域づくり ~地域包括ケアは地域づくりと地域防災~』。 東日本大震災の支援活動から始めた宮城県石巻市での地域リ…

三輪田窯“ダブルケア”講座

11月24日 スタジオぷらす石巻から車で十数分、北上川のほとりにある「三輪田窯(みのわだがま)」を会場に育児と介護の「ダブルケア講座」を開催しました。想定していたよりも多くの方々に受講いただき、とても寒い日ではありましたが、とっても素敵な「あお…

高齢者介護を巡る家族間事件~1週間に1件の割合で発生?!~

【2016年12月5日読売新聞一面より】 2013年1月から今年8月末までの間、介護を受けている60歳以上が被害者、その家族が加害者となった事件(殺人事件・心中・傷害致死事件など)の発生件数は全国で少なくとも179件、亡くなった方は189人。ほぼ1週間に1件のペ…

【防災マニュアル見直しましたか?】

おはようございます、りぷらすの橋本です。 昨日(11月22日)午前5時59分。 震源地を福島沖とするマグニチュード7.4の地震が発生しました。 私たち、りぷらすの運営拠点がある石巻市では、発震のわずか数分後に「津波注意報」が発令されました。運営拠点は、…

「社員に“介護”について知ってもらいたい」

「介護というテーマを通して、社員一人一人が家庭環境をより良くしていって欲しい」 株式会社国本引地専務より、このようなお言葉を頂戴するとともに研修のご依頼を頂き、去る11月2日に行って参りました。 セミナー開催に先立ち、改めて社長から社員へ、この…

【暮らしと介護*コラム vol.5】40代女性が抱えやすい問題

介護×育児=ダブルケア 女性の40代を持ち受けるものはそれだけじゃない 更年期の年齢になると、その親世代は70代以上に! 『子育て中なのにもう親の介護が必要になってしまった』 という状況…ここ数年の晩婚傾向が影響しているようです。 40代の女性。 会社に…

【新聞掲載】連携でダブルケアに備え

先月、NPO法人ベビースマイル石巻さまのご協力により開催した、 **「ダブルケア」講座**の様子を石巻日日新聞一面に掲載して頂きました。 ◆りぷらすwebsite「最新ニュース」のページからも記事をご覧頂けます。 (PDF) 【以下、掲載記事より抜粋致します】 …

【講演報告】東北異業種交流会

代表理事の橋本です。 10月28日に開催された東北異業種交流会にて「仕事と介護の両立」をテーマに講演いたしました。今回は、企業の代表者さま及び幹部職の方々、約50名にお集まり頂き、以下のような内容をお話させて貰いました。 <全社員向け> 第1部 介護…

スタジオぷらす登米 / 事業報告会のお知らせです

スタジオぷらす登米より【事業報告会開催】のお知らせです。 日ごろ応援してくださる皆さまへ感謝の気持ちを込め、利用者様の変化やデイサービスからの「卒業」に向けた取組事例などをお話させて頂きます。ご都合がつきましたら是非ご参加くださいまようお願…

「歩けるようになったら…」

スタジオぷらす登米を利用中のBさんは、腰痛があり長時間立っていることが難しく、歩行時にふらつきが見られます。そんなBさんの目標は、「腰痛を改善しふらつかずに歩く」こと。Bさんに、その思いについて詳しくお話を伺ってみると、「以前のように家事がで…

【講演のお知らせ】被災地域から学ぶ地域づくり

来月11月23日(水)、東京都理学療法士主催の研修会におきまして当法人代表の橋本が「被災地域から学ぶ地域づくり ~地域包括ケアは地域づくりと地域防災~」と題し、お話しさせていただきます。時間、会場につきましては以下のリンク(公益財団法人東京都理…

「ダブルケア」講座*@ベビースマイル石巻*

親の介護・子育て・『身近な問題』45パーセント(厚労省40歳以上調査) 働き盛りの時に『介護』に直面する→75歳を過ぎると要支援・要介護者が急増 仕事と介護の両立支援事業担当の千葉です。 10月20日(木)、NPO法人ベビースマイル石巻さんが運営するマタ…

【イベント報告】くらしとかいごの相談所〜介護前の心構え〜

10月1日、イトーヨーカドーあけぼの店(石巻市)に於いて『くらしとかいごの相談所』を開催しました。 第2回目となる今回の来談者は7名。30~40代の女性からは、「今は元気だけど介護状態になったらどうすればいいか?」や「遠方に親がいて将来どうしたらい…

地域の方々に支えられて

2016年9月29日 スタジオぷらす石巻にて「運営推進会議」(※)を実施しました。 (※)私たち事業者がふだん提供しているサービス内容についてお伝し、サービスの質向上と地域の皆さま方の健康増進を図る目的で実施される会議です。 参加された方は、民生委員…

【News】「介護離職リスク簡易診断サービス」を開始いたします

このたび、私たち一般社団法人りぷらすは、株式会社東海日動パートナーズ東北さまとの連携により、「介護離職リスク簡易診断サービス」を東北の中小企業を対象に一斉展開する運びとなりました。私たちが独自に開発したツールにより、簡単なアンケートに回答…

【イベント報告】くらしとかいごの小さなシンポジウムin仙台うれしや

9月17日に開催された「くらしとかいごの小さなシンポジウム」の様子です! 当日は、会場を提供して下さった「うれしや」さんで同時開催されていた「足フェス」スタッフの皆さんにも参加して頂き、大変有意義な時間を過ごすことができました。 「親の介護が始…

「要介護からの卒業」私たちの取り組みが紹介されています!

要介護からの卒業を(本気で)目指す!石巻市の一般社団法人「りぷらす」の取り組み 「介護のことをわかりやすく紹介する情報サイト」KAIGO LAB(カイゴラボ)に、私たちの取り組みが紹介されています。 当ブログ「りぷらす日記」におきましても、「スタジオ…

【スタジオぷらす登米】高次脳機能障害

2016年の1月に脳梗塞になりその後、3月下旬に退院されたOさん。 退院したものの自宅での生活に不安を抱えたため、当事業所を利用することになりました。 一見すると大きな運動麻痺(身体のうごかしにくさ)もなく困っていなさそうなOさんですが、脳梗塞によ…

【暮らしと介護*コラム vol.4】改善?改悪?…賛否両論の介護保険制度

5人に1人が75歳以上になるといわれる2025年へ向け、高齢者介護の仕組みが変わっていきます。今年、介護保険の改定が行われ、介護サービスを利用した人が窓口で支払う「自己負担額」を増額する措置がとられました(今のことろ、一部の利用者を対象とした措置…

【暮らしと介護*コラム vol.3】家族介護者の支援制度

家族介護者の支援は制度的に整っていないのが現状です。 先日、前回のブログでもお伝えした通り、2000年(平成12年)に介護保険制度が開始して以来、介護サービスの普及と充実化が進み、要介護者だけではなく、要介護者を介護する家族(家族介護者)の暮らし…

【再掲】「日本中に広げる健康づくりの仕組みを作る」人材募集

〜「おたからのわ『結』」事務局運営会議の様子(2016/09/01)〜 今年6月、石巻市社会福祉協議会ボランティアセンターに正式登録を果たした「おたからのわ『結』」。ただいま、自主運営組織として石巻市内の仮設住宅や集会所で体操教室を展開中です。今回の…

【暮らしと介護*コラム vol.2】あなたの「介護力」は?

介護保険制度が始まって以来、自宅で寝たきり生活になる人が減り、それと同時に褥瘡が出来る人もだいぶ少なくなりました。「来る日も来る日も褥瘡の処置をしていたあの頃は今となれば何だっんだ!?」と、感じている医療従事者さんも少なくないはず。治療技…