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2017年5月28日読売新聞に掲載されていた記事です。
旅行会社が企画する、シニア向けの「終活ツアー(墓地巡り)」が紹介されていますが、最近では、30代から40代の比較的若い世代も関心を高める傾向が見られるとのこと。一昔前までは、「終活なんて縁起が悪い」といった声もしばしば聞かれていましたが、記事中にもあるように、世代を問わず「自分の死は、自分自身で見通しをつけたい」と考える傾向が強くなっていることが伺えます。
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「自分が死を迎えた後、葬儀やお墓の手配、財産分与の問題などで家族に迷惑をかけないよう、生前から準備を進めておく」
終活といえば、このようにイメージされる方が多いかと思いますが、これはほんの一端にしか過ぎません。終活が「人生の棚卸し」 と表現されるように、「過去を見つめながら、未来を想像する」その過程こそ、終活の醍醐味。「(終活をはじめたら)人生が明るく前向きに過ごせるようになった」と話す人が多いようです。
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(作業療法士 中山奈保子)