先日、やはり外出って大事だなぁとしみじみ感じる機会がありました。
「ちょっと郵便局に行きたい」とあるデイの利用者さんから要望があり、
外出の為の歩行訓練として一緒に、りぷらすから150m先にある郵便局まで行ってきました。
普段は昼に家で一人になるため、なかなか銀行や郵便局に用足しできないとのこと。
時々つまづいたり、太ももの付け根が痛くなるため、一人で歩くのも大変になってきたようです。
「痛くても郵便局や銀行に自分で行けなきゃ孫におこづかいも渡されねぇ」と笑いながら
話しておられました。
片道4分半の帰り道では
「ここには昔は用水路があったのよ」
「ここらへんは昔は田んぼだったのよ」
と周囲の景色を眺めて懐かしんでいるときに、マスクの奥が笑顔になっていました。
『外出ができるかどうか』=「会いたい人に会う」「自分が自由に使えるお金を持つ」「食いたいものや着たいもの自分で買う」「見たい風景を見て懐かしむ」などの生活のクオリティに直結しているということを改めて感じる瞬間でした。
私たち専門職は生活のチェックをするときに「歩行等の動作ができるかどうか」を見がちですが、その奥にある『「楽しみ・やりたいこと」を実現する動きができているか』まで見れるとその方にとってBestなサポートができそうだと感じた今日この頃でした。
りぷらすでは、そういう目を利用者さんに向けながら、利用者さんと一緒にスタッフも日々チャレンジをしています。「利用者さんと共に夢を見る」そんなりぷらすで共に成長したい仲間を募集していますよ~。
(社会福祉士:落合)
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