りぷらすのブログ

介護領域の社会的課題の解決を目指す

りぷらすスタッフ紹介【首藤亜衣さん】

こんにちは。事務局の佐藤です。

スタッフインタビュー、二人目は石巻のエース「生活相談員」首藤亜衣さんです。
石巻のデイサービスの中心として日々奮闘されている首藤さんにお話を聞きました。

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利用者さんとリハビリ中


Q1:出身地はどちらですか?

出身は石巻市北上町です。茅葺の栽培で有名で多賀城にある東北歴史博物館の茅葺も北上町産を使っています。他にも十三浜で採れる海産物はどれも美味しいです。

現在は石巻市内の向陽町から通っています。

 

 

Q2:介護業界でキャリアを積まれたそうですが数ある介護系事業所からなぜりぷらすを選んだのですか?

介護福祉士として近隣の福祉会(一日デイサービスセンター)に数年間勤めました。その後、社会福祉協議会(訪問介護ヘルパー2級取得)に6年勤めました。正社員としての勤務を探していた所ちょうどりぷらすの求人募集がありました。見学が面接を重ねる上で家事育児に協力的な社風もあったことが入職の後押しになりました。

 

 

Q3:りぷらすでは「生活相談員」をされていますが、その仕事を選んだ理由を教えて下さい

利用者と関わることで様々な声を聞く機会があり、それを伝えることができる役割を担えたらと思い生活相談になりました。

 

 

Q4:日々の仕事で心がけていることはありますか?

  利用者さんとスタッフという関係以前に人生の先輩である利用者さんに教えてもらうという意識を持って、尊敬の念を持って対応することです。

 

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Q5:りぷらすで仕事をしてきて、最も印象に残っているエピソードはありますか?

 車椅子の利用者さんが杖歩行できるようになった時は変化が目に見えてわかったので日々のトレーニングのサポートなどの仕事のやりがいを実感しました。

 

Q6:りぷらす以前の仕事との違いを感じている部分があったら教えて下さい。

 介護職として今まで働いてきた中では『できる限りやってあげる』と言った印象がありましたがりぷらすでは『できる限り本人の行動に対して手を出さない』というところです。入職当時はなかなかそれができませんでしたが日々よくなる利用者さんをみてこの方針を経験を通して理解して取り組めています。



Q7:りぷらすの雰囲気はどうですか?

平日の放課後や学校が休みの際に時折子供を連れていくことがありますが同僚のみなさんはじめ利用者さんの対応が暖かく助かっています。

 


Q8:これからの目標を教えて下さい!

 生活相談員の立場から利用者、利用者家族、担当のケアマネさんに自分の活動を通じて必要な情報を伝えることのできるアンテナのような存在になりたいです。

 

 
Q9:りぷらす入職希望の方へメッセージを一言!お願いします。

 毎日の仕事に変化がある為、学びに繋がり自分自身が向上できる職場です。気軽に見学に来て下さい!!

 

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失語症で言葉が出にくいまみさん(仮名)と装具用の靴

まみさんから「装具用の新しい靴が欲しい」という希望が聞かれていました。

パンフレットから注文するしかないお店がほとんどの中、実物がたまたま在った装具やさんのもとへ向かいました。
まみさんに同行したスタッフは、まみさんと出会って2年目になりますが、彼女が初めて積極的に話しかけているのを見ました。

自分が疑問に思った、靴のチャックの事、紐の事、などをお店の方やスタッフにも話しかけてきました。自身の不安や疑問を質問しながら解消し、納得して靴を注文してきました。

帰りには「よかった~」と話されてました。


まみさんとこのようなやり取りが出来たのは、これまでスタッフがまみさんと会話を少しずつ行ってきたことで、まみさんが安心して会話をしてくれるようになったことが大きかったと思います。

その中で「自身の想いややりたい事を諦めずに伝えてくれること」が増えました。


実際出来上がった靴は、合皮のためにまだ履きにくさはあるようですが、また一つ外に出る楽しみが増えたようで何よりです。

(スタッフ 首藤・小山)

 

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11/8「災害時のリハビリテーション」と 「要援護者の避難」を考える

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台風15号、19号から、私たちリハビリテーション専門職は何を学び、次に活かすのか?

私たちは、このような難しさや実際を体験しました。

・避難所への避難と避難所で過ごすことの難しさ
・デイの経営としての事業所の経営判断の難しさ
・利用者の避難の難しさ
・災害後にリハ職として出来たこと

など、それぞれの方の災害を共有し、次に活かすための
アクションを考える機会を作りたいと思い企画しました。

まだ、場所も決まってないですが、ざっくばらんに少人数で食事しながら考える時間を持てたら嬉しいです。

というわけで、一緒に企画、運営してくれる人も募集します。

  • 日時:2019年11月8日 20:00~22:00
  • 開催地: 東京周辺(調整中)
  • 募集人数:6名〜8名くらい

お申し込みはこちらへお願いします。

 

<参考資料>
・初めの災害の避難経験:https://note.mu/daigo7/n/nea504937ac17
・災害後、リハ職に出来ることは?:https://note.mu/daigo7/n/n6d43846ec61f

『人に喜んでもらうのが楽しみだから』

『あんたの長い顔に合う「ひょっとこ面」を作ってけっから』

3か月前のある日、デイの利用者の佐藤さんから笑いながら言われた言葉。

「あら本当⁉なら、完成したらそのお面付けて踊るからね~」
と笑って会話を交わし、いつもの冗談だと思っていました。

10月に入って、突然、佐藤さんから
『あんたにあげるお面がだいたいできた。今度持ってくるから』
と話があり、翌週に約束通り持ってきてくれました。

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お面の大きさも落合の長い顔にピッタリのサイズで、
目の位置も測って作ったように職人技の光るオリジナルの「ひょっとこ面」
自分もまさかそんな素敵なプレゼントがもらえるとは思わず、
お面をつけて、利用者さん達の前で喜びの舞を披露し、みんなで大笑いしました。
佐藤さんも『笑いすぎて涙がでる』と声を出して笑っていました。

もともとお豆腐屋をやっておられた佐藤さん、
お面や門松を作ったりするのが得意で、人にあげるのが好きとのこと。

今回も「どうしてお面を作ってくれたの?」と聞いてみると

『あんたが喜んでくれるのが楽しみだったから』と屈託のない笑顔を見せてくれました。

僕らが利用者さんに与える・支えるだけでなく、
利用者さんから全力で貰って全力で喜ぶことも大事な使命かもなぁ
と思った今日この頃でした。

私もこのひょっとこ面を武器にみんなを笑わせて、佐藤さんにお返ししていきます。

(社会福祉士:落合孝行)

 

 

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郵便物を出しに行けた!

ある日、利用者の高橋さん(仮名)から
「家の近くにポストがないから郵便物をなかなか出しにいくことが出来ない」

とのお話がありました。


そこでスタッフから「歩行練習も兼ねて郵便物を出しに行くのはどうか?」と高橋さんに提案。
ご本人からも「行ってみたい!」とのお返事があり、当事業所の近くにある郵便ポストまでスタッフが同行し、郵便物を出しに行くことにしました。

 

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ゆっくりじっくりと

 

 

無事、郵便ポストまで到着し、高橋さん自ら、郵便物をポストイン!

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その後、休憩を兼ねて、近くのベンチに座って、お話を伺ったところ
「家の近くの公共施設まで散歩したいけど、家族から1人では何かあった時に心配と言われてるから今は歩けていないの」という切ない思いをスタッフに伝えてくれました。

当事業所に戻られてから「久しぶりに歩けて良かったー!」と他の利用者さんにお話されている、笑顔の高橋さんを見て、とても嬉しく感じた瞬間でした。

(看護師:佐藤綾香)

 

 

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